ネトゲ廃人からびわ湖毎日マラソンへ

元ネトゲ廃人のサブ2.5ランナーによるトレーニング日記と、マラソンのトレンドで思うことを発信してます

練習方法(2018下半期〜2019初頭):総論2トレーニングの考え方

はい! というわけで誰が望んでるか知らないけどレーニング総論2回目。

前回はトレーニングメニューの組み方なんかの基盤となったものを紹介したので、今回は考え方について。
難しく考えずにざくっと言ってしまえば、継続して練習するために故障しないために気をつけていることってところである。

ここで言う「故障」は、
  1. 単純な怪我の「肉体の故障」
  2. やりすぎ症候群(バーンアウト)の「精神の故障」
の両方を指す。
2を軽視しがちな人が多いんだけど、2の方が結構頻繁に起こる気がする(というか2を注意していれば1はなかなか起こさない)。
 
そんなわけで、以下考察。

平日は通勤ラン


はっきり言ってしまって、練習のために無駄な時間を割きたくない!
加えて、なるべく生活から無駄な時間を省きたい!
さて、練習のための無駄な時間といえば

  • 準備の時間
  • 移動時間

が挙げられる。また、生活の無駄な時間といえば、

  • 通勤時間

を挙げることができる(もちろんテレビやツイッターなんかの無駄な時間もあるけど、これを減らすならスマホやテレビなくすしかない)。
上記の時間を一気に解決できる手段として、平日の練習はほぼ通勤ランで行っている。
これはジョグや距離走だけでなく、スピード練習においても荷物を背負って行っている、ということである。
こうすることで、「帰宅してから練習の準備をしてまた出かける」「練習場所に移動するために電車を乗り継ぐ」という必要もなくなり、「満員電車に我慢して何時間も乗る」という必要がなくなる。
自分の場合、引っ越しの際に通勤ラン圏内に引っ越すことで、往復2時間以上かかっていた通勤時間をすべて練習に費やすと同時に、満員電車のストレスから解放されることができた。
なんだかんだ言っても、やはり最大の無駄な時間は通勤電車だと実感した(ちなみに現在も常人が歩いて帰るには遠すぎる距離と言われている)。

ペースは気にしない

もともとは距離表示のある周回コースを、ペースをきっちり決めて走っていたのだが、現在の通勤コースも周回コースではあるが、正確な距離表示がなく、そもそも荷物を持って走る以上ペースを一定に保つことが難しい。
そのため、一周ごとのタイムは測っているが、目安程度にしか気にしなくなった。
また、それで気づいたことだが、ペースだけでなく心拍数などの指標もその日の体調や気分によって乱高下することが多い。そのため、基本的にペースは速度ベースではなく、体感ベースで決めるようになった。
そんなこともあってか、スピード練習で設定ペースに到達しなくても気にしなくなった。
というより、フォームが崩れて足に変な負荷がかかるぐらいなら、ペースを落としてでもフォームを整えようとしている
しばらくの間、大きな故障がない理由の一つに、無理なペース設定でも守ろうという意識があまりないというところがあるのかもしれない。

環境は気にしない

荷物がない状態で走りたい。空いたトラックで走りたい。芝生の上でジョグしたい。5キロぐらいの信号のない長い周回コースを走りたい。トレイルを走りたい。昼間走りたい。
まあ、希望を言ってしまえばいくらでもあるが、現実問題そんな希望が通るわけがない。
極論すれば、高地トレーニングしにケニアのイテン行ってこいや、って話になってしまうわけである。
だから、いまある中で、自分が取捨選択した最適解のコースを走るしかない、と考えて練習を組み立てるしかないわけである。
自分がいつも練習してる場所はいいところもあれば悪いところもある。

  • 周回コース(1週の距離は可変、信号の有無も含めれば3キロぐらいまで可能)
  • 夜間は基本的に人が少ない
  • トイレが多い
  • 微妙なアップダウンに加え、硬く滑りやすいサーフェスで足への負担がアスファルトよりも大きい
  • 夜間はスケートボーダーがそこかしこで滑っているため接触の危険性があり、集中力が削がれやすい(特にスピード練習は危険)
  • 夜間は多数のホームレスが徘徊している
  • 朝は観光客が多く、スピード練習はできない
  • たぶんポケモンGOで前を見ずにスマホ見てふらふらしているおっさんも多い

ざっとこんな感じ。並べてみるとほとんど人の問題だな、これ
まあ、織田フィールド行くのもたしかに手よ? でも、上記に言ったとおり、練習のために移動時間を費やしたくないあと、織田って混みすぎてるから別の有料トラックでよくない?
あと、コインロッカーあるんで荷物預けるのも手ではあるんだけど、そのために毎日200円使うのはちょっと……
練習するために何かを消耗した場合、その何かを補填するためにがんばってしまう。それががんばりすぎにつながる、という危険性があることも提唱したい。
そんなわけで、自分は良い練習環境を求めて時間やお金を使うぐらいなら、いまある環境下で最大の効果を発揮するためのトレーニングメニューを考える方が効率的である、と考えているわけである。

結論

上記のように、ある程度体感ベースと自分の生活スタイルを犠牲にしないように心がけていれば、だいたいは故障を起こさずにすむ。
継続は力なり、というとおり、地道にコツコツ練習していくのが、なんだかんだで一番手っ取り早く速くなるコツだと思う。
あ、これ、言外に質より量って言ってるからね?
効率を頻繁に語る人で速い人見たことがない
あまり難しく考えずに、毎日きちんと走り込みをしていたら人間速くなれますから。